2007年12月14日

フェルメール展など

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「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」
昨日いってきましたー。
行こう行こうと思ってるうちに最終週…さぞ混んでるだろうと思ったんだけど、公式サイト(ドメインが「milkmaid.jp」て笑った)の混雑状況によれば、閉館間際なら比較的ましそうだったんで、夕方に行ってみたのですが、思ってたよりぜんぜんすいてて、ゆっくり楽しむことができました。音声ガイドも500円払って損はないなーて感じで面白かったです。おかげで閉館時間を迎えてしまい、最後の方はだいぶ駆け足になっちゃったんですが。とほほ。

絵描きのくせに絵画にはとんとうとくて、有名な作家とか有名な作品とかそういう知識はほとんどないんですが、それでもフェルメールやレンブラントは「これ好き」と思う数少ない画家です。(単に知らなさすぎなんだけど)
光と陰影、つか、陰影の描き込みによって描かれる光が感じられる絵が好きなんだなあと思います。
今回、フェルメールはかの「牛乳を注ぐ女」一点のみなわけですが、同じ17世紀以降のいろんな画家の風俗画がとてもおもしろかったです。当時の風俗の解説や、絵に込められた浦の意味などもちゃんとついてて、なるほどーと思ったり。
あの時代の人物画なので、女性はみな床につくほどの長いスカートにエプロンをしていたりするんですけども、そのドレープの描き込みとかをじいっと見入っては「くそーずるいーなんでこんなに描けるんだーうらやましいーでもいいなー素敵すてきー」とぶつぶつ言っていたので、周りの皆様にはさぞご迷惑だったのではないかと…すみませんすみません。でもホント、一点一点ほれぼれでした。眼福〜。
自分もあんな風に、光を感じさせるような絵が描けたらいいなあ。

問題の(問題なの?)「牛乳を注ぐ女」ですが、超目玉なので、でかい画室に一点のみちんまり鎮座していました。空いていたのでわりとゆっくり見られたけど、それでも、なんたって絵が思いのほか小さいので、遠目にじっくり見るには限度が。で、一緒にいったハヤシベさんが事前に先達のアドバイスをチェックしてくれていて、

「オペラグラスが必要だ」

ええー美術館でオペラグラス?

と思いつつ持って行ったら、いやーなるほど必要でした。だってホントに絵が小振りで、なのに観覧コーナーは離れているんですもの。しょうがないかもしれないけど、残念ー。
来週の月曜までとあとわずかですが、これから行く人は是非持って行きましょう〜。

あと、フェルメールに絵にも描かれていたといういろんな古楽器が一同に展示されていたのもうれしかったです。上野学園のコレクションだそうな。
中世の楽器と言えばリュート(だと思っている)ですが、もちろんこちらも展示されていました。で、リュートといえば、実はお仕事のバレエ物語の2巻の「ライモンダ」で、ページヘッダのタイトルに添えるアイコンにリュートを描いたんですけどもね(ライモンダがリュートの名手なのです)、ちょっと調べましたら、リュートは中世にアラブのウードという楽器がヨーロッパに流れて来たのが発祥だそうです(ちなみに東方へ流れて行ったウードは「琵琶」になったそうな)。ちょうど十字軍の頃? でもって、ライモンダはまさに十字軍しかも初期にからんだお話だったもんで、じゃあその頃のリュートって、まだほとんどウードの原型をとどめてるんじゃ? リュートとウードの大きな違いは、フレットの有無らしく(リュートにはある)、じゃあフレット描くべき? 描かないべき? …とか、きっとこの本の読者は誰も気にしないであろう細かいところにひっかかったりしてました(^^;)(結局フレット付きにしたんですけどね)

このフェルメール展に行く前、もひとつギャラリーに行っておりました。

「永山裕子 水彩画展」ギャラリートーニチ(新宿)12/18まで

わたしの通っている横浜画塾の先生がお知り合いで、永山さんのDVDのプロデュースをしているのですが、そのDVDのさわりをちょこっと見せてもらって、こりゃ実物見たいなーと。
お花の絵がメインだったんですが、水彩なのになんだか油絵のような風合いで、でも確かに水彩で(あたりまえだ)、なんでこんなに塗れるんだーとここでもぶつぶつ言ってました。うるさいよアンタ。
今わたしも画塾で水彩修行中なんですが、何をどう手をつけていけばいいのかわかんなくて、いきおいにまかせてえいやっと塗るばかりなので、お手本を見てイメトレだー。
(ちなみにDVD、永山さんの絵の制作過程をまんま収録するという珍しくもありがたいもの。コミックイラスト系だとメイキングとかhowtoっていろんな人が載せてるけど、ファインアート系のメイキングって珍しいんじゃないでしょか。教本買ってもたいしたhowto載ってなかったりするしねえ…絵描きさんにはおすすめよ。
DVD「永山流 水彩画法」予告編ムービーあり、DVD単品は2/10発売です)
posted by まつもとめいこ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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